会報記事


会員の皆様へ
富里ゴルフ倶楽部への想い

富里ゴルフ倶楽部
運営委員会会長
北條章宏


 今年の夏は殊のほか暑い日が続いています。涼しい日が早く来るように願っています。
 会員の皆様方におかれましてはご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 富里ゴルフ倶楽部はコース管理がたいへんよく、素晴らしいコースに仕上がっています。管理責任者の北野キーパーに聞いたところ、今年はバーチカルカットという手法で芝の下にある古くなった根を取り除く方法で整備しているそうです。よりよいコースにするために研究し、努力していることが感じられます。
 夏の芝の発育はラウンドしていても午前と午後で違うことを実感しますが、コース課の人たちが休みなく仕事をしている姿を見ると頭が下がります。ですから、私は芝を傷つけることに抵抗を感じます。トップボールに悩むことが多いのはそのためでしょうか。
 富里ゴルフ倶楽部の運営委員会会長を拝命してから約六ヵ月。その間、私は会員一人ひとりがメンバーになってよかったと、誇りを持てる倶楽部になってもらいたいと願ってきています。「良い倶楽部のメンバーですね。僕も、私も入会したい」と羨ましがられる倶楽部でありたいと念じているからです。
そのためには、私は思いやりの気持ちが大切だと思っています。倶楽部への思いやり、コースへの思いやり、会員同士の思いやり等々。


 私自身は、いつもコースに出るときは自分専用の目砂袋を持参しています。ディボット跡を見つけては目砂します。なぜなら次にプレイしてくる人のボールがディボット跡に入ったら、私より条件が悪くなり申し訳ないからです。つまり、次のプレイヤーが快適にプレイできるようにする配慮です。バンカー内もよく見て、足跡があればバンカーレーキで均しておきます。グリーン上では落ちたボールでできたボールマークを探しては直しています。このように私のゴルフは毎ホール仕事が多いので、たいへん忙しいプレイです。
 洗面所のシンク内や周囲の水はねも、次に利用する人のために使用したタオルを利用して拭き取っておく思いやりを持ちたいものです。
 会員の皆様がこのような気持ちでプレイ中に少しでも気を付けて、ご協力いただければコースはますます良くなり、お互いに快適なプレイができるのではないでしょうか。そのようなプレイヤーが増えることを期待しています。ゴルフの一日をさわやかな気分で過ごしましょう。
 わが富里にはシニアの会員が集まるシニア会があります。私もそのメンバーですが、会長は亀井通夫さんです。エチケット・マナー、そしてルールに精通しておりゴルフも上手な素晴らしい方です。お話を聞いて私のゴルフ観が変わりました。またいろいろ教導いただいています。
 「シングル・プレイヤーになるのはたいへん努力がいるが、マナーのシングルなら今日からでもなれる」。印象深い言葉です。以上述べたことを私はその日から実行に移しています。
 シニア会には現在100名ほど登録されていますが、例会の時は毎回テーマを決めています。"全員、目砂袋を持ってディボット跡を埋めながらプレイする""バンカーを均しながらプレイする"などです。毎回全員でテーマに取り組んでいますが、この輪が大きな輪に広がっていけば人間関係もよくなり、本当の意味のクラブライフの充実につながると思います。ひいては富里の評判・評価にもつながるものになるでしょう。
 富里ゴルフ倶楽部に希望して入会したからには愛着を持ってプレイし、将来は、ぜひ名門といわれるような倶楽部にしていこうではありませんか。会員が一丸となって協力していけば、必ず実現の道は開かれると思います。私も微力ながら努力してまいる所存です。
 最後に、会員の皆様のご健康と、富里ゴルフ倶楽部が今後ますます繁栄されることを祈念しております。
『TAM ARTE QUAM MARTE』51号より抜粋