会報記事


富里ゴルフ倶楽部
カレドニアン・ゴルフクラブ

理事長退任にあたって

名誉理事 米倉 功


 「スコットランド・リンクス指向の戦略型コース」を基本理念として富里ゴルフ倶楽部が生まれ、続いてカレドニアン・ゴルフクラブが開場し、はや二十年の歳月を経ることになります。この間、両コースのクラブ運営に関わる重要な諸議案は理事会を通して諮られ、今日に至っております。
 ゴルフクラブを取り巻く社会の大きな環境変化の中で、富里、カレドニアンは会社の前向きな経営・運営姿勢で、最上のコース・メインテナンスでプレイできている喜びを会員の皆様方とともに分かち得ていることは大きな誇りです。「会員の、会員による、会員のためのクラブ」づくりを目指して、東京グリーンの早川会長はその実現に向けて懸案事項を理事会に諮り、理事会の要請については真摯に応えるべく努力していることは目に見えた形で現われてきております。
 その上、「エクスクルーシブなクラブづくり」の目標を前面に出し、社員の先頭に立って陣頭指揮し、その成果を実らせるべく着実な実行を促していることは、毎月、事細かに報告される役員会報告書でご高承の通りです。格調を重んじ、ゴルフのよき伝統を尊ぶ経営姿勢は、他のゴルフクラブに見当たらず、その深い情熱に敬意を覚えるものです。
 バブル崩壊後の激動しているゴルフ場変化の中で富里、カレドニアン両クラブは会員の大きな力が有限責任中間法人として法人化され、機能はじめていることも見逃せません。
 以上のような新しい枠組みが確立され、会社の明確な指針が示されているなかで、私自身は高齢化して体調に著しい変化もあらわれておりますので、このたび理事長の任を辞する決断をしました。
 日本のゴルフクラブにもっとも必要とされ、求められる理念と思想が富里とカレドニアンにある限り、その前途には重みが増してリーダーシップが発揮されるものと期待して止まないところです。
 両クラブのよりよい発展と繁栄を祈り、理事長退任の挨拶とします。

平成二十一年 正 月